2008年 09月 20日
実は一日目は大久野島に向かっていた。 ここは、廃墟好きの友人から聞いていたのと、mercyさんの写真を見てどうしても行きたかったところ。 期待に胸膨らむ。うれしいような、不安なような、わくわく感。 ここの島は、一周しても4kmちょっとの小島。 行くとうさぎが出迎えてくれる。(写真は悪いですが、この口がたまりません( ´艸`)) 歩いても回れるのですが、この日はレンタルサイクルでゆっくり回る。 写真を撮る人は基本的に私だけで、本来みんなのペースを守るべきでしたが、 ショッキングな施設と、きれいな景色に圧倒され、完全マイペース・・・。 みんなも暴走気味の私に何も言わず・・・(・_・;)すいません。。(みんなわかっていたこと?) こんなかわいい島ですが、実はかつては地図から抹消された島だった。 昭和初期、ここで人を殺傷するための、イペリット中心の毒ガスが作られていた。 毒ガスは、何も知らされないまま従事していた日本人も多く被害にあった。 戦争に負けて、1946年からアメリカが約一年かけて、施設、製品を処分した。 ここは毒ガスの貯蔵庫を火炎放射機で燃やしたところ。 コンクリートの内壁が黒く焦げている。 一見、もう終わったかのように見えるこの悲劇も、実は今でも中国の人たちを苦しめていたりする。地面に埋まっているのだ。気付かず掘り起こし・・・。なんて不幸な、負の連鎖。 ここは発電所跡で、今は何もないが、当時は島の電力を賄っていた。 戦争の悲惨さ、平和の尊さ、生命の重さをしらなければいけない。
by tobisky
| 2008-09-20 02:17
| たび
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